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美人風俗嬢”鈴木詩織”の殺人未遂判決を聞く!!(判決言い渡し)

2007年12月26日(晴れ)鈴木詩織(33歳、女性)※旧名:史艶秋
本日は流れに流れていた「美人風俗嬢”鈴木詩織”の殺人未遂判決を聞く!!」の判決がありました。傍聴券配布裁判なので、朝から意気込んで裁判所に向かうと、なんと午後の裁判でした。少し落胆しながらも13:10に傍聴券配布締め切りということなので、それまで違う裁判を傍聴したりして時間をつぶし、12:55頃に傍聴券配布場所に並びました。オイラの受領した番号は「28番」。それから配布締め切りまで、あまり人は増えず、最終的に並んだ傍聴人の数は40人程度だったと思います。用意されている一般席は22席。さぁ、どうなるか!!
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鈴木詩織被告人
<鈴木詩織>

-----------------------------------------------------------------------------------------------------[犯罪名称]:「殺人未遂、傷害(高裁・判決)」
[事件の概要]:夫で農業鈴木茂さん(54)に糖尿病治療用のインスリンを注射し殺害しようとした。詩織容疑者は茂さんに鍋の熱湯をかけ全身やけどで5カ月の重傷を負わせたとして逮捕、起訴されていた。また95年12月28日早朝、夫婦と同じ敷地に住んでいた茂さんの父親で無職鈴木利夫さん(当時78)と母親の愛子さん(同73)方が全焼。焼け跡から、利夫さんが首を圧迫され、愛子さんが頭を鈍器で殴られた他殺体で見つかった。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------[登場人物] ※本名です※
被告人:鈴木詩織(33歳、女性)※旧名:史艶秋
裁判長:(メガネ、60歳前半ぐらい、男性)
右陪審:(メガネ、50歳後半ぐらい、男性)
左陪審:(メガネ、50歳後半ぐらい、男性)
弁護人1:(特徴なし、50代前半、男性)
弁護人2:(メガネ、50代前半、男性)
検察官:(メガネ、50代後半、男性)
-----------------------------------------------------------------------------------------------------

毎日東京地裁に通われている阿蘇山大噴火さんも最後の方に列に並びました。13:10の締め切り時間となり傍聴券の配布は締め切られました。さぁ、パソコンによる抽選です。知らぬ間に抽選が行われ、そしてホワイトボードに当選番号が書かれた用紙が貼られます。本日は、傍聴券を受領した後は、縦に長い列で並ばされていたので、ホワイトボードまでかなり距離があり、貼られた瞬間はとても遠すぎて当選数字が見えません。徐々にホワイトボードに近づき、


”・・・26、28、30・・・”

あったぁ〜!!!!!

前後ハズレなのにちゃんと「28番」はありました。当たりましたよ〜。この被告人の傍聴券は2連勝!!ちなみに阿蘇山大噴火さんはおハズレのようでした。早速8階の法廷に向かい、法廷の前でしばらく2列になって並び、事務員の合図と共に法廷内に入りました。まず最初にTVの撮影が2分間ありました。そして、撮影が終わってから刑務官と共に被告人が入廷してきました。

前回と同じような長い髪をなびかせ、全体的に白いジャージを着て入廷です。顔の表情は前回のように能面のようでしたが、アゴの右下あたりに赤いオデキ(吹き出物=ニキビ)のようなものが出来ていました。

相変わらず能面のような被告人

千葉地裁では懲役15年(求刑18年)の実刑判決でしたが、さて判決は・・・


主文

控訴を棄却する

未決拘留日数230日をその刑に算入する

以上

控訴は棄却されました。

主文が言い渡された後、その後20分ぐらいに渡って裁判長から理由が述べられました。まず最初にゆっくりとした口調で裁判長が日本語で述べ、その後、通訳が中国語に訳するという方法で理由が述べられていきました。

まず千葉の自宅で、夫の茂さん(55)に鍋の熱湯をかけて大けがさせた”傷害事件”についてですが、下記のようなことが述べられました。


・被告人は”熱湯を故意にかけたのではない。誤認だ!”と主張しているが、そのことを関係各所、証拠調べを行った結果、下記のことが考えられる。

茂さんの弟さんの証言によれば、茂さんが自宅でビールを飲んでいると、詩織被告人から”梅※1”を取ってくれと言われた(※1:たぶん、梅。でもちょっと自信ない。聞き間違いかもしれません)

茂さんが何かしていて(※2)手が離せないと断ると、”あなたが取った方が美味しい”と取ることを促した(※2:汗を拭いていてと言ったような気がするがちょっと自信ないです)

茂さんが梅を取るためにガス台の前にしゃがんで作業していると、熱湯が頭と背中に掛かった

・この行動は被告人がわざと茂さんを熱湯の近くまで誘導した行為である
・この熱湯が掛かった経緯は、茂さんの弟のノートに書かれていたことで明らかになった
・被告人はこのノートには作為が見られると主張しているが、そのノートは弟さんが日記替わりに使っていたノートで記載に作為は見られない
・このノートや関係各所の証言は信用できる
・よって被告が茂さんを熱湯の近くに行かせてわざと熱湯をかけたことは明らか

実は関係者の話から解っていることの1つとして、夫の茂さんは、妻の詩織被告から熱湯をかけられた時に病院に運ばれ、”梅酒の梅を瓶から出しているときに、妻がナベのお湯をこぼしてしまった不慮の事故です”と手当してくれた医者に言っていたそうです。妻に殺されかけているのになんと健気な旦那さんでしょうか。そして、実際に病院に行く前には被告人は茂さんの応急措置をして不慮の事故を装っていたようです。

さらに、

・被告人はイヤホンをつけて料理を作っていてナベを移動させるときにバランスを崩したと弁解しているが、このことは逮捕されて10日たってから初めて供述したことでありその供述は信用できない

なんとも凄い言い訳です・・・。

次に茂さんに大量のインスリンを打って殺そうとした”殺人未遂”について説明がありました。


・被告人は警察の調書によって被告人が殺人未遂を認めていたということに誤認があると言うが、そのことを関係各所、証拠調べを行った結果、下記のことが考えられる。

・4年前の軽微な保険金詐欺(51万円)の事件で殺人未遂を取り調べたことに被告人は異議を唱えているが、詐欺事件が軽微な事件とは言えない

・保険金詐欺で身柄を拘束する前に、既に殺人未遂に関する証拠は揃っていた

・従って、被告人を別件逮捕する目的で保険金詐欺で逮捕した訳ではない

・また、被告人は家庭のことが心配で弁護人に相談できなかったと主張しているが、その証言は信用できない


このあたりから、被告人は傍聴席を何度もキョロキョロ見る行動に出ました。傍聴席の一番前に座っていた一般の若い傍聴人が、”誰を見ているんだろう?”と一緒になってキョロキョロしているのが不思議な感じでしたが、あとから被告人は誰を見ているのか判明しました。それは、傍聴席最前列で被告人の顔・姿をスケッチしている法廷画家さんを見ていたのです。たぶん・・・(確信率90%) 被告人は自分の容姿がスケッチされているのが気になったのだと思います。

でもインターネットで検索しているんですが、その法廷画家さんのスケッチが見つかりません。何処に掲載されているんでしょうか???よく傍聴席で拝見する法廷画家さんなので、今度、何処に掲載されているのか聞いてみたいと思います。もし、誰かご存じな方が入れば教えて頂ければ幸いです。

・被告人は共犯者の大川が夫の糖尿病の治療のために使っていたインスリンを入手し、茂さんに睡眠薬を飲ませたあとで大量のインスリンをその体内に注射し昏睡状態に陥らせた

・茂さんをそのまま放置し不可逆性脳障害にさせた

・インスリンの量について共犯者大川の説明は受けたが、自分が茂さんに打った量はその半分だと思ったと言っているが信用できない

・医学的に見てインスリンを打って不可逆性脳障害に陥った時間の経過が、被告人が茂さんに注射を打ったという時間とあわない

このあたりで先ほど記載した法廷画家さんが退廷されました。それを見て被告人はやっぱりキョロキョロしています。法廷の外でゆっくり色づけでもするのでしょうか???と思っていたら、少したって係員の人が法廷の入口室内側に立っていた刑務官になにやらコソコソ話しかけています。その様子を、裁判長が凄い目で睨んでいました。するとその係の方は、先ほど法廷画家さんが座っていた傍聴席最前列まで歩いていき、床に落ちていた筆箱を拾って出て行きました。筆箱を忘れちゃったんですね。もしかして被告人はそれが見えたけど何も言えずキョロキョロしていたのかもしれません。

次にインスリンを打ったときの”殺意の認定”について説明がありました。

・ダイヤルを廻して量を量るタイプの器具であったにもかかわらず、共犯者大川から言われた70単位の4倍の量を一気に茂さんへ注射している

・意識障害が起こることを認識している

・睡眠薬を飲ませた後に放置していることであきらかに殺意が認められる

・”自ら119番に電話しているので殺意はなかった”と供述しているが、2日目の朝に茂さんが口から泡を吹き始めたのでこのまま死んでしまったら不自然な死で疑われるのを恐れ、それを隠すために119番したもので殺意があったことに矛盾がない

ここで、通訳が訳しているときに裁判長と左陪審が何やらコソコソ喋って、少し裁判長が微笑んでいました。どうも読み上げた用紙に書かれていた文字を間違えて読んだような感じでした。(確信度10%) それを被告人はじっと見つめていました。

次に被告人が主張する”量刑不当について”の説明がありました。

被告人は

(1)逡巡(しゅんじゅん)したこと (※参考:離婚後の悩み、迷い、逡巡
(2)注射するまで追いつめられていたこと
(3)119番することで一命をとりとめたこと
(4)子供にとって被告人が不可欠であること

と言っているが

(1)については不採用(---理由メモできず---)
(2)については関係者の言い分と違い被告人の供述は信用できないので不採用
(3)については先に述べた理由で不採用
(4)については一般情状としては考慮できるが今回はそれは限界を超えている

と全て却下されていました。

また、”保険金詐欺の疑いもある”という疑いについて被告人は不当と言っているが、裁判所としては”茂さんが死ねば保険金が被告人とその子供に入ってくることは明らかでこの可能性があったことを否定できない”と今回の犯行が「保険金目当ての殺人事件」であった可能性が高いと断定しました。さらに再犯については可能性は低いが、規範意識が低下・欠如していることは事実であると厳しく述べていました。

茂さんとの間に授かった2人の子供は、中国にいる姉夫婦に預けているそうです。そして前回、判決だったのにもかかわらず中国から証人が来て証言すると言って公判が延びていましたが、実際に中国から姉夫婦が来日し証人尋問をされたようです。

その時の証人尋問で証人は、「被告人は刑に服し罪を償い真面目に生きて欲しい。子供達は私たちが面倒見るので心配はいらない。被害者のご家族・関係者の方には心苦しい思いでいっぱい。大変申し訳ない」と供述したそうです。裁判長曰く、「証人の誠実な人柄が伝わってきた。その誠実な証人の発言により被告人の刑を少しでも短くできるかどうかを検討した」と説明がありました。

・中国からわざわざ証人として出廷したことは希である
・それでも被告人の反省が見られない
・減刑に結びつかないことを判断した
・子供達は姉夫婦が育ててくれるので安心して刑に服すことができる

と姉夫婦の人柄以上に、当の”本人の反省が足りないこと”を強く非難していました。

そして最後のまとめとして

・いずれの犯行も悪質である
・被害結果が重大である
・被告人の反省が著しく乏しい
・懲役15年(求刑18年)は相当である
・よって控訴を棄却する

以上を持って、控訴棄却の理由説明が終わりました。その後、”この判決に意義がある場合は今日を含め15日以内に最高裁判所に・・・”と説明していました。説明が終わったので立ってお辞儀をしようと思ったら、その説明が終わったとたん、傍聴人はすぐに傍聴席から外に出るようにと裁判長に言われました。お辞儀も無しに傍聴人は全て廊下に出されました。その後、被告人はどうなったんでしょうか?

まさか、傍聴人がいないところで何か違う説明をしているとは思えませんが・・・



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2007.12.27 | 殺人未遂系 | トラックバック(0) | コメント(0) |

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